「ハローワークに求人出したってどうせ人なんか来ない・・・」と諦める前に、ぜひ一度自社のハローワーク求人と真剣に向き合ってみてください。社長ご自身が見て魅力的だなと思える内容になっていますか?多くの同業求人の中で、他社と変わり映えしない埋もれる内容になっていませんか?求職者の興味を引く内容になっていますでしょうか。担当者任せにせず、求人の陣頭指揮は社長自らがとりましょう!
事業所登録シートの【事業内容】を見直そう
ハローワークに求人を依頼する際、まず初めに事業所登録シートの提出が必要ですね。この事業所登録シートの中でも、特に【事業内容】と【会社の特徴】についてどのような内容を書けばいいですか?というご質問が多いです。
まず本日は【事業内容】の見直しから。
【事業内容】を読んだら貴社をイメージできる内容になっていることが重要です。【事業内容】欄に「介護事業所の運営」や「住宅建設工事業」のように、めちゃくちゃシンプルに書いてある求人票をよく見かけます。確かに事業の内容はわかるかもしれませんが、これで求職者の興味が引けるでしょうか?同業他社との違いも分かりませんね。大前提として【事業内容】欄には文字数で言うと90文字書けるようになっています。90文字書けるのに、面倒だからか何を書いていいかわからないからか7文字や8文字で終わらせるのは、非常にもったいないです。これでは正直求人への熱も感じられません90文字をフルに使ってもっとしっかり自社をアピールしましょう。何を書けばいいか迷ったら、5Wを意識して書くようにしてください。それも数字などを使ってより具体的に記載してあげるとわかりやすいかと思います。ここでいう5Wは、Where(どこで事業を行っているのか)What(どのような事業を行っているのか)When(いつから事業を行っているのか。)Who(どんな人が経営しているのか)Why(なぜ、どんな理念で経営してるのか)です。
例えば、「介護事業所の運営」(8文字)を、5Wを意識して少し変えてみると次のようになります。
「○○市を中心に利用者数●名のリハビリ特化型デイサービス○○を3店舗運営しております。今年で開業3年目、40歳の社長が『地域高齢者の笑顔のために』をモットーに運営する介護事業所です。」(89文字)
この文章が必ずしも正解かどうかわかりませんが、8文字の時より多少貴社をイメージしやすい【事業内容】になったかと思います。
一人でも多くの求職者の目に留まり、貴社に興味を持ち応募してもらうためには、求人票の一つ一つをを再点検していく地道な努力が必要ですね。