「ハローワークに求人出したって全然反響ないでしょ・・・」と諦める前に、ぜひ一度自社のハローワーク求人と真剣に向き合ってみてください。実際、自社のハローワーク求人と真剣に向き合っている社長さんはとても少ないように感じます。ご自身が見て魅力的だなと思える内容になっていますか?求職者の興味を引く求人票を作るには、担当者任せにせず陣頭指揮を社長自らがとりましょう!
求人申込書の【仕事の内容】を見直そう
見直し①、見直し②、見直し③と連載を続けてきました。少しづつでも以前の求人票より改善できてきましたでしょうか。
さて第4回目はとても重要な【仕事の内容】の見直しです。ハローワークが出している「求人申込書の書き方」という手引きがありますが、ここには【仕事の内容】欄は、「求職者が最も重視する項目の一つであり、この部分の文字数が多いほど応募者が多いという調査結果がある」という注釈があります。求人票において【仕事の内容】欄が最重要箇所あることがわかります。文字のスペースも、求人票の中で最も多い300字弱記載することができます。【仕事の内容】をさらっと一行で終わらせている求人票をたまに見かけますが、文字数が多いほど応募者が多いという調査結果が出ているということは、最低でも150文字以上、できれば文字数を目いっぱい使って求職者に貴社をアピールしましょう。
記載内容で気を付けたいのは、単なる業務内容の説明で終わらせないことです。【仕事の内容】ですから、どこでどのような業務を中心に行うか、必要スキルは何か等は当然記載が必要です。ただそれだけにとどまらず、貴社が求職者に伝えたい内容やアピールしたい事をここに記載してください。
例えば、定着率がよい会社や離職率が低い会社はそれがPRになります。業績が伸びている会社や店舗数が伸びている会社はその事実を、未経験者やブランクのある方又は高齢者歓迎という会社はその内容を、手に職が就く業務や一生ものの技術が身につく業務であればそれがアピールポイントになりますので是非記載してください。
それ以外にも、その仕事のやりがいや喜びを感じる瞬間なども求職者が知りたい内容ですので記載すると良いでしょう。この時、先輩社員の声として載せてあげるとよりリアリティのある内容になります。
以上のように、求人申込書の【仕事の内容】は、求職者が必ず目にする非常に重要な箇所です。求職者に対する自社のアピールポイントを再確認し、文字数を目一杯使って求人票を作成していきましょう。このような細かな積み重ねが良い求人票を作っていく上で非常に重要なのです。