「ハローワークに求人出したって採用できない・・・」と諦める前に、ぜひ一度自社のハローワーク求人と真剣に向き合ってみてください。本当にハローワークからは人が来ないのでしょうか?貴社の求人を魅力的に見せる努力を怠っていませんか?同業他社と比べて求職者の興味を引く内容になっていますでしょうか。担当者任せにせず、求人の陣頭指揮は社長自らがとりましょう!
事業所登録シートの【会社の特徴】を見直そう
前回の【事業内容】の見直しに引き続き、今回は【会社の特徴】欄の見直しです。
特徴ですから、他社との違いを意識しつつ、求職者が知りたい内容を記載しましょう。具体的には、他社にない貴社のアピールポイント、貴社独自の労務管理、会社の雰囲気、この会社に入社したらどんな働き方をすることになるのかなどについて求職者は興味を持っています。
あくまで参考事例としていくつか列挙してみます。【会社の特徴】欄も90文字書ける仕様になっていますので、90文字を使って目一杯自社をアピールしてください。
・リハビリ特化型デイサービスの為、入浴介助や食事介助はありません。
・当社独自のメンター制度により、入社初月は、先輩社員がマンツーマンでOJTを行います。
・当社の資格取得支援制度を使い、今年も3名が○○資格を取得しました。
・おかげさまで多くのお客様にご指示いただき、今年も2店舗を新規出店いたしました。
・昨年から、短時間正社員制度を導入し、現在3名が短時間正社員として働いております。
・地域限定社員の為、転勤や異動はありません。
・多くの65歳以上の社員がイキイキ働いている職場です。
・「従業員の家族を笑顔に」が社長のモットーであり、子供の誕生日休暇制度を導入しています。
求人票はシンプルな書式です。サイズを変えたり、レイアウトを変えたり、カラーを使ったり、イラストを入れたりできるわけではありません。社名だけ変えれば、他社と全く変わり映えのしない求人票では、売り手市場で求人数が多い昨今、求人票すら読んでもらえないでしょう。一人でも多くの求職者の目に留まり、貴社に興味を持ち応募してもらうためには、制限内の文字数をフルに使い他社との違いをアピールし、自社に興味を持ってもらうべくしっかり内容を精査していく必要があります。ぜひ一度、自社の求人票を再点検してみてください。